118枚のデビットカードからぴったりのカードをおすすめ

デビットカードとは

デビットカードとは、VISA、MasterCard、JCB等のカード加盟店になっている百貨店、スーパー・コンビニ、レストラン、ネットショッピング等国内外で商品を購入する時、自分の銀行預金口座から即時に決済（支払）代金が引き落としになる「即時払い方式カード」を指しています。

つまり、デビットカードは、現金みたいに使える便利なカードです。銀行預金口座に残高が決済（支払）代金を下回っている時は、支払いができません。

デビット

「デビット（Debit）」とは日本語で「引き落とし」という意味です。

銀行預金口座から引き落としになるので、デビットカードを発行できるのは、銀行になります。

都市銀行が発行するデビットカード

地方銀行が発行するデビットカード

デビットカードとクレジットカードの比較

一般的なデビットカードとクレジットカードの機能・サービス等を次の通り整理しました。

デビット

両カードもキャッシュレスとなる点は非常に便利です。

デビットカードのメリット

デビットカード利用には、次の通りたくさんのメリットがあります。

カード発行時の審査不要

クレジットカードの支払方法は後払いのため、一時的な借金をしています。一方、デビットカードは即時払い（引き落とし）のため、一時的な借金なく支払いをしている違いがあります。

そのため、デビットカードの発行において、クレジットカードのようなカード発行審査が不要となっています。

クレジットカード審査に不安を感じている方、自己破産や債務整理の経歴がある方も、銀行口座をお持ちのかたであればデビットカードの発行が可能となっています。

デビット

審査不要であることは、デビットカードの最大メリットです。

満15歳から申込対象者

クレジットカードは、高校生を除く満18歳以上の人が申込対象者ですが、デビットカードは、中学生を除く満15歳以上の人が申込対象者となっています。

つまり、高校生の方は、申込対象者になります。

使いすぎの心配がない

クレジットカードは、買い物をした月の月末に支払い決定し、翌月に登録している支払口座から引き落としが発生するため、買い物時に残高は不要です。給料やボーナスをあてにして、ついつい使いすぎる傾向があります。

デビットカードの場合、買い物をすると即時に支払い口座から引き落としされるため、使いすぎの心配がありません。

つまり、支払い口座の残高以上の金額を利用することはできないため、限度額は口座残高となります。つまり、口座残高を管理すれば使いすぎの心配が不要となります。

デビット

デビットカードには、不正利用補償、ショッピング保険があるので、クレジットカード同様に安心・安全に利用可能です。

お金の管理が容易

デビットカードの利用履歴は、通帳に記載されます。

デビットカード発行会社が提供してくれる無料アプリやホームページから、通帳履歴（カード利用履歴）の確認・管理が簡単にできるので、パソコン・スマートフォンを使ってお金の管理が容易になります。

デビット

デビットカード発行会社以外の無料アプリを利用して、デビットカード、クレジットカード、複数の口座管理を確認・管理することも可能です。

ATM手数料の節約

キャッシュカードを使って銀行口座からお金を引き出すと、曜日・時間帯においてATM手数料（108円〜216円）が発生する場合があります。

支払い時にデビットカードを使うようにすれば、ATM利用回数を減らすことでATM手数料の節約になる場合があります。また、ATMの長蛇の列を回避できる場合もあります。

ポイント付与・キャッシュバックでお得

デビットカードを使ってお買い物をすると、利用金額に応じてポイント付与やキャッシュバックされるので、現金支払いよりお得といえます。

クレジットカードと比べると、ポイント還元率はあまり高くありません。

クレジット

海外利用（旅行・出張・留学）で便利・お得

海外ATMで現金引き出し可能

海外旅行や海外出張などで現地通貨が不足した場合、自分の外貨預金口座に預金残高があれば海外ATMで現地通貨を引き出せるデビットカードもあります。もし、外貨預金残高が不足していれば、円預金を外貨にリアルタイムにそのときの為替レートで自動両替（事前手続きが必要）することで引き出しが可能で便利に利用できます。

クレジットカードは、借り入れ（キャッシング）によって海外ATMから現地通貨の引き出しができます。

クレジット

円高時の為替レートを活用してお得にショッピング

旅行または出張等で海外へ行く予定がある人は、日頃から為替レートを見ながら、事前に円高時に円預金を外貨預金にしておくと、海外で安くお得にショッピングができます。

クレジットカードは、カードの利用データが決済センターに到着した日の為替レートを使用するので、カードを実際に利用した日の為替レートとは異なります。つまり、為替の円安が進んでいると支払い額が増えるリスクがあります。

クレジット

海外留学しているお子さま向けのリスク回避

海外留学されているまたは予定のあるお子さまのご両親は必読です。

デビットカードは15歳以上の方を対象に発行できます。つまり、高校生のかたもデビットカードが発行できるということです。

お子さまがデビットカードを携行して海外留学に行くと、日本にいる両親が生活に必要な金額を日本からお子さま名義の銀行口座に入金することで、お子さまは現地のATMで現地通貨を引き出すことができます。

デビット

海外は日本ほど治安がよくないので、デビットカードをうまく活用すれば、必要以上の現金を持ち歩くリスク回避ができます。

デビットカードのデメリット

デビットカードのメリットをたくさんご紹介してきましたが、デメリットも次の通りあります。

預金口座残高以上の利用不可

デビットカードは、銀行預金口座残高以上の利用はできません。使いすぎることを抑制するメリットはありますが、給料日直前といったような残高が少ない時には、支払いが後からできるクレジットカードが便利です。

ETCカードの発行不可

クレジットカードでは当たり前のETCカードの追加カード発行ができません。

ETCは高速料金の支払いが後払いのため、デビットカードの即時決済に対応できないことが理由です。

高速道路やガソリンスタンド等での利用制限

VISA、MasterCard、JCB等のカード加盟店であれば原則、デビットカードは利用できるのですが、高速道路、飛行機の機内販売、ガソリンスタンド等では利用ができない場合があります。それ以外の加盟店でも利用できないところが稀にあるので注意が必要です。

また、ガソリンスタンド利用は、口座残高と関係なくある一定額まで利用可能なデビットカードもあります。

ポイント還元率がやや低い

クレジットカードのポイント還元率は、0.5〜1%程度の還元率が多く、2%といった高還元率のクレジットカードも登場しています。

デビットカードの場合、ポイント還元率は0.5%くらいのため、クレジットカードのポイント還元率と比較するとやや低いです。

デビット

クレジットカードサービスには未だない、翌月に自動キャッシュバックのあるデビットカードもありますので、サービス競争の加熱が期待できそうです。

デビットカード利用の理由・口コミ

株式会社ジェーシービーが発表している2018年度「クレジットカードに関する総合調査」の中に、「デビットカードの利用状況」の調査がされています。

その結果から、デビットカード利用の理由・口コミをご紹介いたします。